もひとつ小粒なアメリカントイ

またまた4駆で力持ちミニチュアカー


 小粒な4駆と言えば、本来なら何をおいてもミニ4駆が思い出されるところだったのかも知れませんが、前回ストンパーの項を書いた時にはミニ4駆のことは全く頭に浮かびませんでした。(汗
 ミニ4駆がタミヤから発売されたのが1982年、ストンパーの登場は1980年でしたし、SCHAPERはそれ以前にも"Hill Hustlers"という4駆のシリーズを発表していたそうですので、多分間違い無く因果関係があると思われます。このストンパーの影響を受けていたのはツクダオリジナルだけではなかったようです。
 それはさておき、第一世代のストンパーについては前項で御説明しましたが、今回ようやく第二世代のストンパー(ストンパーII)が入手できたのと、同じく第二世代ストンパーのチラシも入手できましたので、ストンパーシリーズの全容も併せて御紹介したいと思います。
 1980年から1982年までのSCHAPERから発売されたストンパー第一世代は、3年の間に当初のオーソドックスなピックアップトラック主体の4×4Sから、シリーズのバリエーションも増えてロードカーのファン(Fun)×4Sと働くくるまのワーク(Work)×4S、そしてセミ(SEMI)と呼ばれる6輪のトレーラーとSSCスーパーサイクルという2輪車にまでシリーズ化されていきました。そのうち4×4Sには1981年からスバルブラットが、1982年からのファン×4Sにはスバルハッチバック(レオーネスウィングバック)がラインアップされていました。
 1983年からが第二世代のストンパーIIになり、従来の4×4Sとファン×4Sは単にストンパーと呼ばれるようになり、スタントホイールという5番目のホイールが追加され、ウィリー走行や片輪走行のアクション走行ができるようになりました。また新たにオーセンティック(Authentic)4×4Sというシリーズが生まれ、こちらにはスタントホイールとワイドタイヤが標準になりました。ワーク×4Sやセミ、SSCスーパーサイクルはそのままに、モバイルフォース(Mobile Force)として軍用車や戦車、ウォーターデーモン(Water Demon)として水上車が追加されています。さらにロードロッズ(Road Rods)というシリーズで、ごっつい改造が施されたカスタムカーがシリ−ズ化されました。ストンパーにはスバルブラットがカラーとステッカーを変えて残り、オーセンティック4×4Sにはスバルハッチバックがワイドタイヤにボディカラー替えとなり、ロードロッズでやはりスバルブラットが大胆な変身をしています。
 1984年版になると、基本的なラインアップはそのままに、ロードロッズのシリーズを組み立て式のキットにした、2台のボディと1台のシャシーのカスタムキットと4台のボディと2台のシャシーのデラックスカスタムキットが発売されています。いずれのキットにもスバルブラットのボディが含まれています。
 その後1986年を最後にSchaperのストンパーは姿を消し、ストンパーブランドはTycoというメーカーに移り、さらにDreamWorks、PeachTree、TyncoToyと変遷を繰り返し、徐々に様変わりしてしまいます。
 このストンパーは日本でもツクダオリジナルからかつて発売されており、けん・たっきぃさんがこれを所有されていることは前項で書いた通りですが、どうやら1983年〜1984年頃のSCHAPERストンパーIIのライセンス生産版のようです。通常ストンパーはブリスターパックで販売されていましたが、ツクダ版はボックス入りに変っていました。ストンパーウィリーと名を変えた通常のストンパーシリーズとストンパーヘビータイヤとされたオーセンティック4×4S、ストンパー作業車という味も素っ気も無いワーク×4Sとミリタリーと名を変えたモバイルフォースが発売されていたようです。ツクダ版のスバルのストンパーとしては、2代目レオーネのスウィングバック(スバルハッチバック)だけで、ストンパーウィリーとして発売されて、しつこいですがけん・たっきぃさんのお手元に残っています。
 今回、ツクダ版ではありませんが、この探し求めておりました第二世代のストンパーが、ようやく手に入りましたので以下に御紹介したいと思います。


 とうとう入手しました、スバルハッチバックのストンパーです。第一世代のスバルハッチバックは1982年発売でしたが、こちらは1983年から1984年の発売で、2代目レオーネの日本名スウィングバックのモデル化です。手元のカタログによるとオーセンチック(本物の)4×4Sというシリーズ名で、先に御紹介した第一世代のストンパー同様SCHAPER というメーカー製です。ひと際巨大なワイドタイヤはこの第二世代以降の標準タイヤです。第二世代のストンパー、ストンパーIIのスバルハッチバックはこのカラーリングだけのようですが、これは一体何をモデルにしたものなんでしょうか?歴史上の謎となっています。(汗
 第一世代との相違はタイヤだけでなく、裏板の写真でわかりますように前後のギヤ部分が大きくなっています。スピードの切り替えがハイとローの2段変速ができるようになっています。走行中のヘッドライト点灯のギミックは第一世代と同様です。
 本当はこれにスタントホイールが付属していて、ウィリー走行や片輪走行ができる筈なのですが、残念なことに失われてしまっています。(涙



 こちらはスバルブラットですが、第二世代になってかなり豪快なスタイリングになりました。荷台の座席が取り払われて、なぜか巨大なエンジンが搭載されています。4輪駆動ってのは前後別々のエンジンで駆動するってことなんでしょか。(汗
 通常ストンパーは完成品がブリスターパックに入って販売されていましたが、このブラットはカスタムキットという形で1台のシャシーと2台のボディがセットされたボックス入りで販売されたものです。残念ながらちちの入手したキットは不完全で、オリジナルのステッカーが失われてしまっていました。(涙
 でもボディ、タイヤともに未使用品ですので、ちちのストンパーコレクションの中では例外的に美しく輝いています。(笑
 下段写真が、カスタムキットのボックスです。まだ中にもう一台のフォードブロンコのボディとオプションタイヤが残っています。



 上段は第一世代と第二世代のスバルブラットを並べてみました。第二世代のオーバーフェンダーも豪快さに拍車をかけています。う〜ん格好良い〜♪
 下段写真が、第一世代と第二世代のスバルハッチバックです。



 ちちのストンパーコレクションもそろそろ究極の時を迎えつつあります。2003年7月1984年ものの未開封版(いわゆるMIP)を入手してしまいました。上段はブラットで、下段はハッチバックです。何と言っても未開封ですので待望久しかったスタントホイールが付属しています。
 さすがに歳月は隠せず、透明パッケージはかなり黄ばんできていますが、勿体無くてとても開けられないです。(汗




というわけで時々変なミニカーを入手しますんで、お見逃しなきように。(笑

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最終更新日 2003/07/20



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